20140722

関ジャニ∞楽曲大賞2014に投票したよ

関ジャニ∞を聴くようになってからおそらく半年は経ったのですが、iPodのトップ25中なんと18曲が関ジャニ∞関連でした。綺麗に染まりすぎ
そもそもいままで関ジャニ∞はもとよりジャニーズ楽曲にほぼ触れてこなかったので、この半年は人生で一番ジャニーズを聴いたんじゃないかと思います。といってもまだKAT-TUNもNEWSもそれ以上の先輩グループを聴いたわけではないので一端も一端なのですが。いろいろ聴いてみるとそれぞれカラーがあって楽しい!
ということで、来年もこの楽曲大賞が開催されるかはわかりませんが、ひとまず今年自分がどの楽曲に投票したのかという記録も兼ねてだらだら書いていこうと思います。
(というより5曲なんて無理だったので迷った曲のこともメモしたかった!!!)



▽楽曲部門

1位:「渇いた花」
関ジャニ∞に興味を持ちだしてから一気に引き込まれたアルバムが「PUZZLE」だったのですが、中でも「渇いた花」は衝撃でした。この雰囲気の曲を関ジャニ∞が持っていたことにも驚いたし、関ジャニ∞どころかジャニーズへの見方も完全に変わった。
初めてこの曲を聴いた時にどういうわけか頭に浮かんだのは(山下達郎…!?)でした。曲調?楽器?なにがそう思わせたのかなぁ、説明出来ないのがもどかしい…
終盤メインのすばるくんを6人がコーラスで包み込む図が最高すぎるよー!何回聴いても飽きない。もうこれは好きすぎるのでいまのところ迷わず1位です

2位:「ワッハッハー」
この曲シングルの中では地味めな扱いなのかな~と思ったりするのですがどうなんだろう。元々の好みに加えて聴いたタイミングと状況によってだいぶ曲の受け取り方が(自分の中で)変わると思うんだけど、私の場合この曲を初めて聴いた頃だいぶ気持ちが落ちていたので、歌詞にものすごく泣かされました…
PVもとっても楽しそうなのでいつか映像売ってください。PVって特典DVDに当たり前に入っているものだと思っていたのでそうでもないことにびっくりしたよ。

3位:「ロイヤルミルクストーリー」
“今出来る楽しい事をしようよ それを恋と呼ぼうよ 人生を一緒に味わおう”
このすばるくんの歌い方がすべてです。伸びやかで幸せに溢れている歌声が最高に好き!

4位:「関風ファイティング」
専門的な知識はないけれどそれにしてもこの曲すごく変!いろんな要素無理やりねじ込んでいるのに綺麗に収まってしまうなんて馬飼野さん天才すぎ
正直最初歌詞を聴いたときはチャイナって…と思ったけど、落ち込んでいる時に聴くとなんとなーく元気が出てくる。すばるくんのひとつ落とした歌い方にもグッときます
“一度きりの人生さ 悔いの無いように生きようよ”からの“なんだって経験は 無駄にはならない”はなんだか泣けてしまう。ありきたりっちゃありきたりなんだけど染みます。おちゃらけソングかと思いきや、いまでは応援歌としてすごく大事な一曲。

5位:「イエローパンジーストリート」
イントロから渋いし衣装も素敵。表現が下手で申し訳ないけれど真正面から勝負している感じがすごく好きです。この歌も長く歌ってほしいなぁと思う。いつか生で演奏されますように

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とても迷った編

「イッツ マイ ソウル」
情けない男の歌にしたって格好良すぎ!楽しい!!林田さん!!!これは聴き始めの当初物凄く聴きました。大好きです。
「PUZZLE」はアイドルらしさとそれだけではない一面のバランスが良すぎる

「泣かないで 僕のミュージック」
林田楽曲好きなんだなー。久々に楽曲提供とかないかな…2番の丸山さんの声がとても好き。
「8UPPERS」は全体的にアイドル臭がしないよね。アイドル偏見のある人ほどこのアルバムを聴いたら驚くんじゃないだろうか

「地元の王様」
THE大阪!という雰囲気が超好きです。“浪速発信の挑戦~”の村上渋谷錦戸横山の流れが特に!“どないなっとんねんちゅーねん!!”は横山さんで大正解だと思った
「F・T・O」と「ズッコケ大脱走」のファンク路線楽曲がまんべんなく好みです。みんな若くて荒っぽいところもいいのかもしれない。この辺の曲をいま歌ったら格好良いと思う!「Speedy Wonder」とか曲名まで素敵だし!

「ヨリミチ」
錦戸さんの『はしってーいけよーー!!』がとにかく好き、背中押して(どついて?)応援されているような気がしてくる。「イッツ マイ ソウル」の3曲は全部もれなくお気に入りです

「wander」
最初はうーん?という感想を持ったけど、村上さんが好きだと自覚してから村上さんパートを聴いていくうちに全体でも好きになった。特に3番の渋谷さんまで繋ぐリレーのような流れがたまらないです



▽ソロ&ユニット部門

1位:「YOU CAN SEE」
なんでこの曲を音源化しないんだ!!!!!
コンサートDVDで初めて聴いたけどR&Bがかった曲調も好みすぎたし色気もあって、いや、もうこれに関しては早く音源ください無理ならこっちなんとかさせてくれよ!!!(?)っていう、興奮が興奮を呼ぶくらい気に入っている…お願いしますマジで……

2位:「太陽の子供」
投票しているときに(これそういえばユニット曲だったな…)と改めて気づいた。理由がぱっと浮かばないけれど好きでよく聴いている。声も若さに溢れていてかわいい感じ

3位:「わたし鏡」
安田くんソロは全部好きなのでどれにしようか迷いました。特に「TOPOP」とだいぶ迷った(「Eightpop!!!!!!!」よりもソロバージョンの方が好き)「わたし鏡」は夜に窓から風が入る中寝っ転がりながら聴くと最高に幸せな気分になる

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迷った編

「琉我」
これを若い頃(デビューは遅めとはいえ)のソロ曲にぶっ込んだのがすごいなと思いました。歌謡テイストはすばるくんの歌い方と声質に合っているような気がする。渋さと色気が増した現在のすばるくんが歌う「琉我」を聴いてみたい

「monologue」
錦戸さんソロではこの曲が好きです。錦戸さんの声と曲の雰囲気がかっちり合っていた(私の中で)切ないメロディーに似合う声だなぁと思う






楽しくなってついつい長くかいてしまったー!(日付跨いだー!)
まだまだ知ってからの日が浅いので、引き込んでくれたきっかけの曲を中心に選んだ結果5曲中3曲がシングルになりました(書いていて気がついた)きっとコンサートで聴いたりDVDをたくさん見ると印象も変わってくるんだろうなぁと思います。まだ3、4本未視聴のDVDがある。見る日が楽しみです
ここ最近よく聴く曲は「『って!!!!!!!』」「ほろりメロディー」「エネルギー」なので、この辺も来年違った感じ方をしているかもしれない。ゆっくりじっくり聴いていこうと思います!

ちなみに最後の記入欄ですが、

自担部門:村上信五

と書かせていただきました。担当というよりただのしがないファンなのですが、一人選べと言われたらやはり彼だろう、ということで。照れるな慣れないな…
ねむみの意識に突入してきたのでこの辺で〆とさせていただきます。また書き加えにくるかもしれないけどしないかもしれません。おしまい!結果発表楽しみ!

20140716

私の男

「私の男」を観た。“熊切監督受賞記念上映&トーク”という珍しい日に観に行けてよかった!モスクワ映画祭のトロフィーも初お披露目だったそうです。めでたい!
相当覚悟して観に行ったので想像していたよりダメージは受けなかった。共感どころが何一つないからストレスなく観られたのかもしれない。以下ネタバレあります





一体どこから書き残せばいいのかわからないけど「どうしようもないなこの人ら!」というのがまずひとつ。他人に多大なる迷惑さえ掛けなければどうしようもなかろうが別にいいんだけど、人の命を奪っているのでやっぱりこの人らどうしようもない。物語の終盤あたりでさすがに二人の関係性も犯行諸々バレるんだろうなーと思っていたけどバレなかったから余計どうしようもない。
明るくない未来だと分かっていても二人はどうしようもない二人のままでいることを選んだのかなぁ、と思いました。まあずっとその精神だったんだろうけどそれにしても破綻している

大塩のおじさんの死体が発見された後に花が淳吾を誘うシーンであえて「お父さん…しよ」とお父さん呼びにしたところが花の歪み。その前までの会話では「淳吾」って呼んでいたのにね。花にとって淳吾は“父親”でも“恋人”でもなく“私の男”でした…という。
でもその歪みは誰のせいでもないような気もする。もしかしたら天災をきっかけに歪みが酷くなっていっただけで花は元々魔性を持っていたのかもしれない

「あれは全部私のもんだ!」と言い切れるほどの男を得た女はしぶとく強いんですね。「俺はおまえのもんだ」と言った男の方は一度堕ちると這い上がれないようで、東京編の淳吾は酷かったです。結婚相手まで見つけてしまう花は図太いよね。結婚する目的が本来の意味とは違うあたりも…
仕事帰りの花が家でふんぞり返っている淳吾に「何してんの?」と問いかけた後、「後悔」と答えたあたりが決定的な違いだった。ズームされる煙草のHOPEが虚しいよー

どうでもいいけど「おまえは俺のもんだ」より「俺はおまえのもんだ」という言い回しをするヒーローが昔から好きだ。淳吾全然ヒーローじゃないけど

他に印象深かったシーンは花がお父さんにおぶわれて津波から逃げるところかな。実際にあったことを連想しながら観るにはとてもつらいものがあった。
淳吾を手に入れられなかった小町が東京に出て行って(たぶん)落ちぶれた姿と、手に入れた証のイヤリングを誇らしげに揺らす花がバチバチしていた葬式シーンも記憶に残っている。

そして高良くん演じる尾崎が淳吾に花と寝ていないかチェックをされる場面、なぜここにきてBL展開!?と思ってしまってごめんなさい。でも「上だけですよ!?」って…上だけなら素直に脱ぐのかよ尾崎!唯一ここで笑った

あー二階堂ふみ末恐ろしい。年齢なんて関係ない、という旨のツイッターを見たけどどうしてこんな演技が出来たのか不思議で仕方ない20代前半だよ…





トーク付きということで、少し裏話↓

・花が流氷に飛び込むシーンは4回(死ぬ気で来ました!というふみ様の意気込み)
・流氷飛び込みより朝行為に及ぶシーンの方が寒かった。取り壊し予定の市営住宅を切り取って機材等を置いていたので隙間風入りまくり+裸の上に演出の赤い水かかりまくり=寒すぎ
・北海道の映画をもっと撮っていきたい(是非!)

帰りにはサイン会も敢行されていました。急ぎだったのですぐに出てしまったけど、映画監督を間近で見る機会はそうそうないのでとても貴重な時間だったなー。撮影OKだったので写真を添付して〆とします。おしまい


20140707

映画メモ/2014年6月

すっかり7月になっていたのでさっそく先月の映画記録メモ





・「さよなら、クロ」
実話ベースの映画。どこまで実話か原作を読んでいないのでわからないけれど、教卓のすぐ側にわんこがいる光景ってなごむ。妻夫木聡、新井浩文、伊藤歩と好きな俳優陣が揃っていてそこも見ていて楽しかった。お肌つるつる…2003年公開だものね


・「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
昔からずっと見てみたくて今回ようやく借りて見た。「チョコレートドーナツ」を見てからいわゆる歌モノ映画が見たくてたまらなかったんだけど、これを見ないでどうするんだというくらい凄まじいパワーだった!好き!しかもヘドウィグ、かわいい。顔もそうだけど服装とかも色が派手で!髪型もころころ変わるしね(ズラだからね!)

特に好きな歌はルーサーに置いて行かれた後の「Wig in a Box」かな~バンドメンバーがヘドウィグを励ましている雰囲気もあったかいし演出も好き。また見たい♡


・「ルビー・スパークス」
ずっと前に雑誌に載っていて気になっていた映画。全体的におとぎ話みたいでかわいかったな~なにより自由奔放に動き回るルビーがかわいかった!頭ぼさぼさでシャツ一枚でシリアル食べているところとかキュンとする。
どこまでがカルヴィンの妄想(夢?)でどこまでが現実なのかよくわからなくなる感覚は自分の中で「スイミングプール」っぽくもあった。でもこれはファンタジーなのかな?


・「悪人」
んんんこの類の映画はすごく好きだ………たぶん好み大きく分かれる映画なんだと思うけど私は好きだ。見終わった後に感じた映画の重量凄かった…重い……

超えてはいけないボーダーラインを超えてしまったのは祐一だけだったけど、それはあくまで法的に駄目ってだけで、人それぞれ違う“許せないボーダーライン”は結構超えてる奴多いよなと思った。
祐一は良くも悪くも登場人物の誰よりも素直だった。喧嘩っ早くてすぐに手が出て力ずくでどうにかしようとする様なんて子どもみたいだったけど、素直さも同じく少年のようで。悪いと思ったらすぐ謝ったり後悔したりもするんだけど…でもそれが慢性化するとDVっていう悪循環になり得るのか。
時に“正しい”の側にいるのが辛くなることは、すごくわかる。光代は聖母すぎた気がしないでもない

きっと誰しもが「誰かにとってはいい人でも誰かにとっては悪い人」なんだろうな。
祐一は取り返しのつかない罪を犯してしまった殺人者ではあるけれど、光代にとってはおばあちゃん思いの思いやりのある不器用でやさしい男なんだよな…たられば話をしたら本当にキリないけど、佳乃も圭吾ももう少し人の気持ちを推し量ることができたらこんなことにはならなかったかもしれないよね。と思いました。

二人が(いまのところ)最後に一緒にいたあの瞬間、祐一がなにを思っていたのかはやっぱり他人にわかることではない。あのシーンについていろいろ議論できそうだけど、わからなくていい気持ちもあるよね

俳優陣でいうと満島ひかりは凄かった。本当に見ていておまえそれはどうなんだよ~!?ってなる役だったよ!柄本明と宮崎美子の夫婦もよかったな。旦那が何も言わずに出て行って、帰ってきたときに奥さんが迎え入れる理容室のシーンが特に好きです。あと妻夫木の金髪が拝めたことも大変ありがたかった。

「今の世の中、大切な人のおらん人間が多すぎる」

殺された佳乃の父親の台詞がこの映画の中で一番すとんと落ちてきた。





「グランド・ブダペスト・ホテル」「渇き。」は省略!来週「私の男」を観に行くことは決めたけど今週どうしようかな~時間さえ合えば行きたいものがちらほら出てくる7月です。
あっあと「エイトレンジャー2」の前売りも買ったよ♡

20140701

渇き。

「渇き。」を観に行った。「グランド・ブダペスト・ホテル」を観てから2日しか経っていないのにもう映画館に足を運ぶなんて以前の私ではものすごーく考えにくい(偶然誘われた日にちが近かっただけなんだけど)それでも全然行こう!と思えるほどには映画が好きになっているんだな





中島哲也作品は直近だと「告白」を観ていたんだけど、相変わらずエグさは変わらないというかむしろ視覚に訴えてくるエグさは増していたと思う。もう画面めちゃくちゃだったし登場人物のやらかす行動ほとんど最低!
あんまりにもめちゃくちゃが過ぎると人って笑っちゃうんだね…超絶不謹慎だとは思ったけど中盤からニヤニヤが止まらなかった。最初は我慢しようと思ったけどそもそも映画はフィクションだしいいや笑っちまえ、と吹っ切れてニヤニヤした。特に藤島(役所広司)が車ぶっ飛ばしているシーンほとんどニヤニヤだった。

結局のところ加奈子も藤島も人の愛し方が下手くそだったのかな。藤島が娘の加奈子を殺そうとしていたのは妄想?それとも本当に加奈子を殺そうとしていた?とにかく過去と現在が行ったり来たりの進行形式だったので一度観ただけでは処理しきれなかった。加奈子が緒方を本当に好きだったとして、ああいうことをさせたのは傍から見て異常だし、藤島が妻の不倫を許せなかったんだとしてもあそこまでやらかしてしまうのはやっぱりやりすぎ。二人とも限度がわからない人間だったのかな。うーん
加奈子が父親に対して何を思っていたのかも、推測すらできなかった。もうこの辺のシーンでは役所広司とか國村隼とか大御所相手に菜奈ちゃん大変だったろうに…としか考えられませんでした(素人)原作を読んだら少しは掴めるのかな
とにかく血と汗がダラッダラだった。もう感情もドロッドロだよ!整理しにくい!

それにしても二階堂ふみに狂った役させたら好きになっちゃうよ。個人的に女優業を離れた彼女については少し苦手な部分があるんだけど(たぶん個人的な問題)(嫌いなわけではない)彼女の名前がキャストの欄に並んでいる映画をおもしろうそうだなーって思う確率高い。欲を言えばギャルっぽい顔をもっとしっかり見たかったです。
あと好きだったのは妻夫木聡の常に笑っている刑事かな。ああいうキャラクターにチュッパチャプスという小道具を持たせる演出にはそろそろ飽きてきましたが…あー憎たらしかった!あと激おこな友人役の橋本愛様は怒った顔も当然美しかった!好き!

お気に入りのシーンは妻夫木刑事が乗っているパトカーに車で警官なぎ倒して突っ込んでいくシーンとオダギリ刑事との対戦シーンかなー。妙にスカッとした。まあフィクションだから…ね…
全編通して音楽と映像のちぐはぐさが気持ち悪かったなー。うん

とにかく観る側にもパワーの要る映画なんじゃないかと思いました。エネルギー消費はんぱなかった。二度目はしばらくいいです(笑)帰り際「ダイ○ハウス 役所広司」と画像検索してホッと心を落ち着かせたのはきっと私だけじゃないはず…